塗装/局所型排気設備｜株式会社アガタ（AGAT）

局所型排気設備で労働安全衛生法の各規則を遵守します

塗装の現場では有害な物質が常に空気中に拡散しています。効果的な換気が作業者の安全と効率を高めます。
また、労働安全衛生法の各規則を遵守することも大切。当社スタッフがすべて対応いたします。

局所型排気設備

吸引のみだが効果は高い

塗装の際に発散する有害物質を高濃度の状態で局所的に排気フードから吸い込み、
ダクトにより搬送して大気へ放出する設備です。

吸引のみの排気装置なので、有害物質の発生源を囲えることができるかが重要です。囲うことが困難な場合は、
外付け式排気フードを可能な限り有害物質発生源に近づけることが重要です。

局所排気設備の重大３要素

フード設計

発生する有害物質の性質、作業形態、作業場のレイアウトをもとに空気の流れを考慮した効率的なフード設計を行います。小型から大型フードまで用途に応じてご提案します。
制御風速

発生源から作業者に向かってくる有害物質を押し戻す際に必要な気流の速度を「制御風速」と呼びます。法令を遵守し当社専門スタッフが最適数値をご提案いたします。
搬送速度

ダクト内に有害物質を蓄積させないために必要な風速を「搬送速度」と言います。ダクトの太さや流速の大小、現場のレイアウトなどが大きく影響します。当社専門スタッフが最適なダクト設計を行います。

当社の塗装施設向けトータルサービス

塗装施設向け排気設備なら実績豊富なプロフェッショナルに。

設計
施工
メンテナンス
清掃
診断

設計

設計には、現場調査が欠かせない

現場にて風の流れや必要排気量を測定し、データに基づき設計します。
溶接ラインの改造・移設を伴う工場換気から、排気フードの設計、火災の起きない排気設備などを設計いたします。

施工

半完成品ユニットで低コスト・短納期

当社は設計図面に基づき、ダクトの半完成品ユニットを現場に持ち込み組み立てを行います。この方式により輸送費が軽減し、低コスト・短納期を実現。大型排煙フードを作成する際も従来型の工法ではなく角材による半完成品ユニット工法を採用しています。

メンテナンス

データ解析基づくメンテナンス

排気設備は長年の使用により異常振動・異常音などを発生させることがあります。これらはモーターやファンのベアリング金属疲労・油切れ、プーリーの磨耗、羽のバランス不良、送風機の汚れなどが原因です。
原因の特定には、振動計・聴音器などを使用しデータ解析によって判断します。その後、異常部品をすみやかに交換し性能を回復いたします。

ダクト清掃ロボットによる、
新型コーティング剤で保護

工業用給排気ダクト・ファンには、長年の使用により粒子状物質（ヒューム）や油煙が蓄積し排気能力の低下が起こり、火災発生の原因になるため、工場内作業環境の改善や防火対策には排気設備の清掃が不可欠です。

ファンやダクト内清掃は当社社員が行い、小径ダクトなど人では作業が不可能な場合には、ダクト清掃ロボットによる清掃作業を行っております。
その後、当社が薬品メーカーと共同開発したコーティングを使用し、汚れの付きにくい排気設備に仕上げます。

早期診断が事故を防ぐ

ファンやモーター等各種設備の劣化や寿命を診断し、適切なメンテナンス時期や方法を早期に把握します。
専門機器を数多く揃え、当社専門スタッフによって、点検･測定を行い適切な対策・必要なメンテナンスを後日、検査報告書として提出させていただきます。
故障の予防や余寿命診断

故障の予防・余寿命診断として、振動計により振動加速度・振動速度の測定を行い、ベアリングの傷・劣化、羽・軸のアンバランスを診断します。これにより、ファン破損の防止・過度の交換メンテナンス費用の削減に繋がります。
局所排気設備の法定点検

局所排気設備は、作業者の保護・火災の観点から労働安全衛生法によって排気能力（静圧・風速etc）の測定、モーターの能力検査、ダクト・フードの点検等数多くの検査項目が1年に1回の定期検査として義務づけられています。こちらも、当社専門スタッフが迅速に行います。