現場にて風の流れや必要排気量を測定し、データに基づき設計します。
溶接ラインの改造・移設を伴う工場換気から、排気フードの設計、火災の起きない排気設備などを設計いたします。
「全体換気型換気設備」は作業員の移動が頻繁な生産現場には不可欠です。
全体換気型換気設備は、アーク溶接作業の電極から発散する有害なガス・粒子状物質(ヒューム)により汚染された空気の一部を作業場内から排出し、新鮮な外気を供給することによって作業場内汚染空気の濃度を管理濃度以下に希釈する方式です。
溶接作業は常に固定された作業場所が少なく、移動を伴う場合が多いのが特徴。そこで環境改善のためには全体換気が不可欠となります。
溶接施設向け排気設備なら実績豊富なプロフェッショナルに。
現場にて風の流れや必要排気量を測定し、データに基づき設計します。
溶接ラインの改造・移設を伴う工場換気から、排気フードの設計、火災の起きない排気設備などを設計いたします。
当社は設計図面に基づき、ダクトの半完成品ユニットを現場に持ち込み組み立てを行います。この方式により輸送費が軽減し、低コスト・短納期を実現。大型排煙フードを作成する際も従来型の工法ではなく角材による半完成品ユニット工法を採用しています。
排気設備は長年の使用により異常振動・異常音などを発生させることがあります。これらはモーターやファンのベアリング金属疲労・油切れ、プーリーの磨耗、羽のバランス不良、送風機の汚れなどが原因です。
原因の特定には、振動計・聴音器などを使用しデータ解析によって判断します。その後、異常部品をすみやかに交換し性能を回復いたします。
工業用給排気ダクト・ファンには、長年の使用により粒子状物質(ヒューム)や油煙が蓄積し排気能力の低下が起こり、火災発生の原因になるため、工場内作業環境の改善や防火対策には排気設備の清掃が不可欠です。
ファンやダクト内清掃は当社社員が行い、小径ダクトなど人では作業が不可能な場合には、ダクト清掃ロボットによる清掃作業を行っております。
その後、当社が薬品メーカーと共同開発したコーティングを使用し、汚れの付きにくい排気設備に仕上げます。
早期診断が事故を防ぐ
ファンやモーター等各種設備の劣化や寿命を診断し、適切なメンテナンス時期や方法を早期に把握します。
専門機器を数多く揃え、当社専門スタッフによって、点検・測定を行い適切な対策・必要なメンテナンスを後日、検査報告書として提出させていただきます。
故障の予防や余寿命診断
故障の予防・余寿命診断として、振動計により振動加速度・振動速度の測定を行い、ベアリングの傷・劣化、羽・軸のアンバランスを診断します。これにより、ファン破損の防止・過度の交換メンテナンス費用の削減に繋がります。
局所排気設備の法定点検
局所排気設備は、作業者の保護・火災の観点から労働安全衛生法によって排気能力(静圧・風速etc)の測定、モーターの能力検査、ダクト・フードの点検等数多くの検査項目が1年に1回の定期検査として義務づけられています。こちらも、当社専門スタッフが迅速に行います。
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